皆さんこんにちは!
突然ですが、
チューリップバブルという言葉を
聞いた事がありますか?
チューリップバブルとは
チューリップが今までで最も高い値段で
取り引きされた時代の事を言います。
チューリップといえば、
オランダですね!
でも、実はチューリップの原産地は
中近東で十字軍によって
ヨーロッパにもたらされました。
球根でオランダの寒い冬を乗り越え、
春には目が覚めるほどの
鮮やかな色で咲くチューリップに
オランダ人は、魅了されました。
16世紀は、オランダの最盛期!
東インド会社が海洋貿易で資産を
蓄えており国内にはお金が
余っていました。
人々は、ステータスのために
球根をどんどん買いました。
そして、チューリップの値段が上がり
遂には、チューリップの花など
見たことのない投資家にも
爆買いされるようになりました。
価格の高い球根は、一般市民の
年収の10倍の価格がつけられ
家一軒と取り引きされるなども
あったそうです。
しかし、本来の価値とかけ離れた
価値の球根の価値は人々が狂乱から
覚めた後、大暴落しました。
そして、黄金時代を謳歌していた
オランダの人々は富を失い
オランダの経済は、大打撃を受けました。
その結果、世界の金融の中心が
オランダ→イギリス
に移り変わって行ったのです。
人がチューリップを利用したのか、
それとも
チューリップに人が利用されたのか、
どちらにしてもチューリップが
世界の歴史を大きく変えてしまいました。
参考文献:世界史を変えた植物 (PHP文庫) [ 稲垣 栄洋 ]
今回も最後まで読んでくださって
ありがとうございました。
コメントお待ちしております。
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