皆さんこんにちは
突然ですが、皆さんはヒガンバナについて
どのようなイメージを持っていますか?
大体の人は、不吉や不気味だとか
思っているのではないでしょうか?
ヒガンバナは、その美しさと
独特な形状から人々の目に留まりますが
多くの人は、気味悪がったりします。
何故でしょうか?
それは、ヒガンバナがその昔、食用だったからです。
食用?ちょっと待ってくれと思った読者も多いことでしょう。
皆さんも知っての通りヒガンバナには毒があります。
毒を持っている場所は球根部です。
しかし、その毒は水に晒すと簡単に抜くことができます。
球根部は、デンプンを多く含み、
救荒食(飢餓の時に育つ食糧)に利用されました。
では、なぜヒガンバナは別名死人花や幽霊花、
捨て子花など不吉なイメージを持たれるのか?
それは、ヒガンバナの球根が飢餓に
困った時の最後の砦だったからだと思います。
まるで、ある山村に言い伝わる
「絶対に開けてはならない箱」のようです。
絶対に開けてはならない箱の中身は、
ほとんどの場合、雑穀の種であることが多かったようです。
食べ物がなくなった時に、これを栽培するようにと
子どもたちに容易に触らせないように
言い伝えられた「絶対に開けてはならない箱」。
それがいつの日か、「開けてはならない」、
「災いが起こる」などタブーのみが残りました。
ヒガンバナもそれらと同じ理由なのです。
私たちの先祖が食糧難に備えて
大量に植え付けてくれたヒガンバナを
簡単に抜かれないように
「死人花」「幽霊花」という名前をつけて
守ってきました。
これが、ヒガンバナのカラクリです。
参考文献:四季の雑草図鑑 毎日の散歩に楽しみを/身近な雑草と野草の物語がわか (TJ MOOK)
:身近な雑草の愉快な生きかた (ちくま文庫) [ 稲垣栄洋 ]
今回も最後まで読んで下さって本当にありがとうございました。
コメント等お待ちしております。
コメント
An interesting discyssion iis definitely worth comment.
I doo think that you ought to write more oon thjs subject, it mayy noot be a
tabo matter but generally folks don’t talk aboput these topics.
To the next! Alll the best!!